12月25日、今年のクリスマスも終わった、という気分だが、実は今日が
本当のクリスマス。日本では、クリスマスはサンタクロースのイベントと
して賑わいがあるようで、クリスマスイブでクリスマスを楽しみ、クリス
マス当日に25日は、もうクリスマスが終了した、と感じる人が殆どではな
いのか。
さすがにクリスマスは楽しいイベントなので、マスコミ各社も楽しい文
章を載せる。その中にサンタクロースの情報収集力についてのコメントが
あった。クリスマス前に情報の在り方についてアメリカ、カナダ、中国が
大きなニュースを報じた。情報収集をするその道具についてのやり取りだ
が、その顛末もクリスマスでは少し沈静。情報収集では映画でもよく知ら
れているが、民主主義の母国のM、新大陸のC、旧体制のK、世界の中心
を意味する地域の情報部などが有名か。その中でもローマにある宗教国家
がその情報収集体制では抜きんでているらしい(コミックより)それらの
情報機関よりサンタクロースの情報収集力はどうだろう。
今朝、私は娘の「サンタが来てた」という声でさました。「どうしてサ
ンタは私が欲しいものを知っているのだろう」と。不思議がっていた。私
の横で妻がようやく目をこすりながら「そうなん?」と答えていた。奥さ
んは少々寝不足だ。理由は子供たちが寝静まるまで起きていたからだが。
ほほえましい紙面では、サンタクロースには配下のスパイが全世界に散
らばっていて、それも数えきれないほどのスパイが、子供たちの情報を正
確にサンタクロースに伝えているそうだ。その収集力はきっとどこの情報
機関よりも図抜けているに違いない。その結果が娘の言葉になっている。
(といってもうちの娘は成人をとうに越している)
話は変わって、クリスマス連休となった初日の23日は日本では天皇誕
生日である。今年の天皇誕生日は、天皇が退位を表明したことで、天皇
としての最後の誕生日である。最後の平成時代と言う事もあってか、例
年以上に天皇に関するニュースが多く流れた。沢山の人が参賀する様子
を報道し、穏やかな表情で天皇は手を振っていた。天皇の存在に関して
は様々な意見が存在するが、それらの暗い気分を一掃する笑顔である。
さらに多くの人を感動させたのは、その声明である。自分の考えをまと
め、自分の文字で綴り、自分の声で発した。自分が考え、まとめ、文字
にし、発表することが最大に人を感動させることだという事を改めて感
じた人も大勢いたに違いない。他人の言葉で、紙に目を伏せながら、ど
こを見ているのかわからないままに読み上げ、実行しない言葉でまとめ
あげられた声明とは雲泥以上の差がある。
最後に今日25日は母の誕生日である。卒寿を後にしている。いつまでも恙
なくあることを願ってやまない。
2018年12月25日
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