2011年09月10日

決めつけはどちらなのでしょう???

今日も結果的に優秀な同窓の人の話をしてしまいます。今日はオフで休みの日。

娘の高校で文化祭があるというので、妻と一緒に文化祭を見学。娘はクラスで

デイズニーに習った舞台を見せてくれてそれはそれで退屈をせずに済んだ。そ

の後用事を済ませて、帰宅。

お昼でゆっくりとして、テレビ番組を見ると、大阪府知事と大阪市長の討論番組

が目についた。これは必見と早速のテレビのスイッチを押した。これは大阪で人

気がある少々乱暴な司会者と府知事と市長が参加する討論番組。テーマは大阪の

文化についての話だが、展開は勢い府知事が持論とする大阪の府と市の再編につ

いての話となった。知事は大阪都構想を掲げて世間を賑わせている。市長はそれ

に反目。今では沈黙の体をなしている。私は知事の構想に基本的に賛成である。

賛成はそれが同窓というからではない。基本的に継続的に根本的に大阪の府と市

の二重行政はおかしいと思っている。個人的気持としては市役所員の厚遇も度が

過ぎていると思っているも。今でも、だ。市長の4年間の公務の退職金が一国の首

相の4倍(8倍?)ということに、誰が納得するのだろうか・・・。

 で、二人の意見交換、討論。論理的には知事の構想の筋が通っている。市長は

知事に対して「決めつけ」と評しているが、決めつけが多いのは市長のほうであ

る。「市を壊す」と市長は知事に対抗しているが、知事が言っているのは市役所

の再編なのだ。市を壊すとはどう聞いても聞こえない。市役所を解体するだけだ。

府と市の二重行政の象徴である水道事業にしても、市がイニシアチブを取るとい

う態度に府の他の自治体のトップが異を唱えたのだ。この点においても市の傲慢

が見える。さらには市長自身も市役所員に騙されているかもしれない、とコメン

トして「知事も府の職員にだまされていることはないのか」と。何の意見なのだ

ろう。自身の恥に他人の同調を促しているだけではないのか。市の職員を守って

いかなくてはならないという身内主義に市長も毒されてしまっているのではない

か。

娘のダンスの演技は思った以上に退屈をしなかったけれど、知事と市長の討論は

市長の逃げ腰と問題のすり替え、決めつけとさらには相手の意見を聞こうとしな

い礼儀のない有様に残念な人だなあ、とちょっとだけ白けてしまった。

 大阪の発展を妨げる一因に府と市の二重行政があるというのは絶対だ。
posted by P.S.コンサルティング at 17:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
先日はお世話になりました。
この番組、私も観ていたのですが、どっちが正しいのかちっともわかりませんでしたが、先輩の記事を読んでやっとちょっと理解できました。
どうも平松さんは橋下さんに相当コンプレックスがあるみたいですねー。
恐るべし、早稲田の政経ってことですね。

Posted by ばかはしる at 2011年09月13日 17:54
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