2016年10月13日

マーク

 皆さんはマークとロゴの違いをご存じだろうか?私もわからなか

ったのでググってみるとおおざっぱにいえば、マークは図形でロゴ

は文字だそうだ。マークもロゴも素晴らしい力を発揮するので、今

はとても重要視されている。近いと思える言葉にエンブレムやシン

ボルと言うのもあるが、ここでは置いておくことにします。皆さん

でググって下さい。

 このマークの力の強さを今十分に感じている。やはりこのマーク

の威力ってすごいんだな、と。どのマークかと言うと、車の初心者

マークのこと。車に乗られる方は全員その力の恩恵を被ったはずだ。

緑は若葉を表し、黄色は注意喚起の意味だそうで、きっと私が今

までに見てきた中で最も絶大なる力を持っているマークだ。

 現在、私が使う車にそのマークが貼られてある。

 理由は就職の内定が決まった長男が私の車を堂々と使ってい

るからだ。就職の内定が決まったら、自動車の免許を取ると決

めていた長男が、9月に鳥取の自動車教習所の合宿に参加し、晴

れて家に戻ってきた。教習所の卒業証書を携えて。帰阪した彼

はさっそく運転免許試験場に向かい、昼過ぎには試験をパスした

とLINEで知らせてきた。これで路上にでるドライバーが一人

増えたことになる。その日から、夜になって妻か私が助手席に乗

せられて彼の実地訓練の助手を勤めている。

 自動車教習の教官の苦労も少しは分かろうというもの。私の

高校時代の友達が途中で自動車教習所を辞めたと昔、私に話し

たことがある。教官の言葉に納得いかなくて、腹を立て、その

教習所をやめたそうだ。当時(約30年前)はそんな話が少なから

ずあった。現在は競争が激しいので厳しい教官も殆どいなくな

ったように思えるが、助手席に乗ると教官の気持ちになる。

毎日、毎日、一日中、生まれたてのヒヨコが歩き出すような運

転をする何人もの教習生の横に乗って、運転を教えるストレス

が、大きく溜まって行ったのだろう。今では想像できるが、習

っている側は、それはそれで一生懸命なので理解できる余裕が

ない。そのストレスが助手席にいる私にかかってくる。

 練習で家に帰って来た際にはジュットコースターを乗り

終えた気分になる。安心というか、終えた安堵感と言うか、完

遂した満足感というか・・・

 私の車に貼られたマークがこの1年間彼を守るだろう。それ

ほどにパワーのあるマークでることを今さらに認識している。

 この若葉のマークの威力がなくなる頃、彼は左胸に新たな

マーク(バッジ)をつけることになる。このマークは会社の一

員としての社会的責任をまとったものだ。会社のマークをリ
ーデイングできるような社会人に一日も早くなってもらいた

いと思う。

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2016年09月02日

秋の響き

台風が過ぎて突然に子どもの声が良く響くように感じる。昨年の

秋の終わりから弊社事務所は堺市の実家の近くに移った。元々は

私が小さいころに住んでいた工場の2階を改装したもので、家か

ら歩いて50Mぐらいの所にある。事務所の隣が保育園だ。この

保育園は歴史が長く、現在の園長先生が3代目だと聞いている。

その保育園の子供の声が、台風が過ぎてからよく聞こえるよう

になった。

 以前から夏が終わるシグナルと言うと、朝夕が突然に涼しく

感じられたとか、蝉の啼き声がいつの間にか聞こえなくなった

とか、人によっていろいろ感じるところがあるだろう。私には、

音や声が良く届くようになった、鮮明にビビッドに聞こえるよ

うになったというのが秋のシグナルの一つだ。

 今年の夏は過去最高に猛暑日が多かったそうだ。温暖化

の影響かと耳慣れたことを言われてもどうなるものでもな

い。人類がもたらしているであろう温暖化に関係なく地球

の周期が暖かくなっている時期なんだ、とかいくつかの意

見があるが、本当のところはよくわからない。わかってい

るのは猛暑日が過去最高に多かったことだ。皆さまお疲れ

様です。

 今年の夏はオリンピックで始まりオリンピックで終わっ

た。日本の各選手も最高のパフオーマンスを出して、多く

の感動をもらった。何よりも陸上の100M×4リレーで銀

メダルを獲得したのは快挙の中の快挙と言っていいのでは

ないか。ちょっとポイントがずれているかもしれないが、

農耕民族が狩猟民族相手に短距離走で秀でるなんてそりゃ、

猛暑日も過去最高になるはだ、なんて一人呟いていたりする。

 まっすぐな感動もありがたかったが、のどにひっかかっ

ていることもある。

 毎年のヒロシマナガサキの慰霊で、首相がスピーチをする

のだが、世界唯一の被爆国としての核被害の惨さのメッセー

ジを伝えているのに、その時間が過ぎればたちまちに世界に

向かって「核先制使用反対」に反対をするのはどういう事な

のだろうか?

 彼のすべて表現、行動、思考、対応その他すべてが虚ろで

表面的で、自分が持つ権力を子供のおもちゃのように扱うこ

とがどうしても引っかかる。想像力と読書(教育)の欠如と

決めつけても仕様のないことだが、時間を経るにしたがい、

障害となるものを生じさせることなく不毛な行方へ進んでい

くように思える。再びの悪夢は要らない。

 今も隣の保育園では音楽に合わせて子供たちが遊戯を行っ

ている。秋の運動会に向けての練習だろうか?若い先生が吹

く笛の音がやたらにこちらに響いてくる。秋が訪れていますね。
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2016年08月05日

学生時代からの夢

 学生時代からの夢がいくつかある。他愛もない夢だ。そのいくつか

は20歳代にこなしてきたがまだ多くが残っている。アメリカ大陸横断、

国際列車の乗車、カリブ海に面した砂浜でビールを飲むとか・・・。

アメリカ大陸横断は学生の卒業旅行で今のバッグパッカーのようなこ

とをしてグレイハウンドバスにはホテル代わりに世話になった。国際

列車は、本当はシベリア鉄道かオリエント急行に乗りたかったのだけ

れど、チャンスがなく、シンガポール発クアラルンプール行の列車に

乗った。カリブ海に面した砂浜はユカタン半島のカンクンで1日だけ

満喫した。残っているのがリオのカーニバルを見る事だ。

 この夢が適うかどうかはまだ時間が残っているのでわからないが、

是非実現してみたい。実際に見てきた友達から話を聞けばその欲望は

高まるばかりだ。

 そのリオで4年に一度のスポーツの祭典が今日開会式を迎える。

 聴いたところによれば南アメリカ大陸で開催される初めてのオリン

ピックだそうだ。南米の大国ではブラジルとアルゼンチンが挙げられ

るが、やはり経済規模ではブラジルが上なのだろう。それに首都は

ブラジリアだが、ここはUSAのワシントンのようなもので、政治

都市であり経済都市ではない。首都で行われないオリンピックの一

つである。

 有体に言えば、開催決定から開催実施までの熱狂のエンディング

が始まるわけだが、そのエンディングがクライマックスと共に終わ

る。治安などの問題が大きく課題として続いているが、戦争のクリ

スマス休戦ではないが、オリンピック平安としてこの期間は平和な

時間となることを願うばかりだ。

 日本の選手の活躍も勿論待ち遠しいが、それ以上に選手の人たち

の競技としての成果が楽しみである。結果としてのメダルも素晴ら

しい。素晴らしいが真に感動を与えるものはメダルまでのプロセス

である。

 今回のリオの祭はテレビを通して十分に満喫できそうだが、実は

もう一つ夢がある。自分が住む国でのオリンピックの開催を迎え

る事である。東京オリンピックは幼すぎて記憶がない。4年後の

東京オリンピックは自身還暦を迎えるが十分に楽しめそうだ。

 学生時代からの夢は果たせたり、まだ課題として残ったり、

色々だ。
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2016年07月04日

赤の思い出

今朝も梅雨はどこかに行って不在。夏の日差しが今日1日を充分に

照り付けてくれそうな予感。夏らしいのは季節なのでそればそれ

でよいが、体調管理の注意が必要。

 夏の真っ赤な太陽ではないが、数日前から我が家のリビングの

本棚には幅5センチメートルぐらいあるだろうか、真っ赤な色を

した本が威厳を放っている。クリエイティブの世界では金赤と言

う色があるが、それは華やかな赤色。本棚にある本の赤はどちら

かといえば鉄分を含んだちょっと恐れ多い感じの赤色だ。その本

棚の前に神妙な顔をして問題集を読み込んでいる高校2年の息子が

いる。高2の息子が最近リビングを占領している。我が家は決し

て広いとは言えないが、子供たちには各自の部屋がある。自分の

部屋に入らずに家族が集まるリビングにいるのだ。今日から1学

期の期末試験らしくその勉強のためにリビングにいるという。私

たちの時代には自分の部屋がなく家族がいるリビングや居間では

勉強ができないと誰かが言っていたのを思い出す。しかし、次代

が変わったというのか、何かの調査で日本の最高学府の最高大学

の学生の意見ではリビングで勉強をしていたという学生が多いら

しいのだ。

 高校生が勉強をするというのは結構なことだが、リビングには

我が家で一番大きなテレビがある。私がテレビをよこで見ている

のを構わずに試験勉強をしている。五月蠅いのに頭に入るのだろ

うかと訝るこちらの都合はもろともせずに鉛筆を動かしている。

その姿を赤い本は認めているようだ。K赤のほんの背表紙には立

派な大学の名前が書いてあるが、高校2年生からこのような受験対

策本を活用するとは。学校の伝達が刺激的なのか、本気でその学校

に入ろうとしているのか、はたまた私なんかがやっていたただ単に

本棚の風格を上げるためなのか・・・

 受験生対策に必要とされる赤本がリビングの本棚に2冊ある。先

ほど述べた幅5センチメートルはあるかと思う赤本と1センチメー

トルほどの赤本。幅の細い赤本は長女が大学対策に使ったらしいも

の。その圧力は天と地ほどの差はある。長女に言わせると願書を大

学に提出した時に大学から送られたというもの。本当?と野暮な確

認もせず、デコレーションとして本棚に挟んである。学生の本棚に

は必需品の大学対策赤本だが、これから大学入学が決定するまで、

高みから受験生を眺めるのだろう。
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2016年07月01日

梅雨の晴れ間

今日は昨日までの梅雨空と一転して晴れ模様。天気予報士によれば

梅雨の中休みという事らしい。中休みは待っていたぞ、とばかりの

気持ちが出てくるから張り切りすぎてしますう。夏真っ盛りの暑さ

はその強さを呆れるぐらいに発揮するのに、中休みは調子に乗って

しまうような危うさがある。ほどほどにしていただかないと夏の盛

りには注意してかからない熱中症に囚われてしまいそうだ。

 EUの離脱を表明したイギリスに対する姿勢が厳しい。こちらは

中休みの調子に乗ってということではないようだ。離脱派の勝利は

多くの知識人や知性派の人々の思惑を超えて、部屋の片隅に存在し

ていた溜まった空気のように存在感を発したが、離脱派は調子に乗

って(ちょっと言い方が悪いかもしれないが)勝利した意思を具体

的プロセスに落とし込めていない。離脱派のリーダーだったブロン

ドの子ダルマは首相になることを拒んでいる。もう一人のリーダー

候補がいるようだが、ジャーナリズムに載る様子を見ると、多くの

人を牽引できる虚勢で造られた迫力と空虚な激しく強い自信が感じ

られない。ブロンドの子ダルマよりはその風貌からスマートと見え

るかもしれないが、口元に卑しさが少し感じられるのは私だけだろ

うか?

 拒否されたEUは自分たちの存在感と面子と沽券の関わりからそ

の離脱を強く英国に求めるだろう。その一方で(裏では)きっと引

き留め工作が進んでいるに違いない。理由はそれが政治だからだろ

う。矛盾しているようだが、それが政治なのだろう。

 英国のEUから離脱表明は、夏真っ盛りの日本におけるゲリラ豪

雨のように大きなニュースにはなるけれど、また被害はゼロには押

さえられないが、基のインフラを大きく崩すようなことはないよう

に願いたい。

 移民により自分たちの生活や権利が脅かされている事実を持って

、歴史の逆行を示唆する意思表示を行い、何千万人もの命を奪った

戦いを許した道を振り返り進んでいくなんてことは、人類の知性が

疑われることになるのではないか・・・なぁ・・・。
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2016年06月30日

梅雨の衝動

ここしばらく、梅雨の梅雨らしい天気が続いている。冬の季節と

夏の季節のぶつかり合いが日本列島の上空で起きているというが、

この戦いなかなか勝負がつかない。勝負がつかないおかげで、地

上には雨が降り続いている。勝負がつかないから大地には雨の恵

みを与え続けるというのも変わった趣向だが、雨空を見るたびに

気持ちは晴れない。南の島では降り続く雨が画家による殺人を引

き起こすこともあったようだが、この溜り溜まりつつある鬱積を

どうにか吐き出すことができたらとは思わないではいられない。

 6月は日本には雨だが、欧州では梅雨と言うものがなく、6月周

辺の季節は欧州では1年で最も気持ちのよい季節だ。(ジューンブ

ライドという言い方が言い表している)その気持ちの良い季節にま

さしく晴天の霹靂という事態が発生した。

 英国がEU離脱の国民投票を行い、離脱派が勝利した。

 欧州の集合は果たしてイギリスなしに営んでいけるのだろうか?

EUはご存じのように2回の大戦の舞台となった欧州で、もう2度と

(2回起きたが)戦争を起こさないという趣旨と意思の下に始まった

集合(つながり)の発展形である。フランスとドイツが強い紐帯を

意図し英国をはじめとした他の国々が支えてきた。元々欧州に戦禍

をもたらさない構想はイギリスの宰相チャーチルが第2次大戦後誰よ

りも早くとなえた概念だ。欧州大陸の有り様は歴史的に常に島国で

あるイギリスにも直接に関係している。

 伝え聞くこところに拠れば高齢者は離脱を支持し、若年層はEU

残留を指示していたという。またそもそも連合王国だったイギリス

の各王国がEU離脱勝利で終わった国民投票に異を唱え、残留の動

きが始まったという。(スコットランドや北アイルランド、リバプ

ールやロンドンも)国民の意思が国の動きを左右するというのは民

主主義の根本である。ただ、「その後」を持たない衝動だけの(移民

に反対という)国民の意思が勝利した時には大きな落とし穴が待ち構

えているに違いない。

 EU離脱の意思がイギリスを一時席巻したが、祭りの後の落ち着き

の中で自分たちはこれからどのようになって行くのか、リーダーは誰

なのか、を充分に考え話し合い、道筋を示してほしいと思うのだ。道筋

が示さなければ再考するというのも重要な選択肢の一つであり、表示後

の新しい判断で修正が有効になるというのも民主主義の大きな力だ。
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2016年04月01日

新年度

今日は曇り。季節風に言えば花曇りと言ったところか。機能の夜遅くか、

明け方なのか雨が降ったのか、車の天井に水の粒が多くあった。その雲

がまだ大阪をおおっているのだろう。

 別れの季節が終わり、出会いの時が始まりましたね。自分にとっては

何が別れで、何が出合いかのかよくわからない年齢になって来たけれど

も。別れといえば、独立以来お付き合いいただいた企業様との契約が終

わり、役目が終わったこと。契約いただいたときには右も左もわからな

いコンサルタントで、診断士資格の知識と広告業界での経験しかない自

分だった。それがなんとかかんとか13年も、紆余曲折はあったけれど、

事業をやれて来れたのは、その企業との契約が出発点だったと言えるか

もしれない。毎月毎月役員会議に出席し、意見を述べ、会社が成長する

方向への標を言及させていただきました。30歳前の若手社員だった人た

ちは40近くの中堅社員になり、会社の屋台骨をさせている。このまま実

力を発揮していってもらいたいと願っています。

出会いといえば、新しい事業で、本当に本当に、言葉の意味での地域密

着の学習塾を始めたことか。先生は私が勤めている。昼のビジネスでは

各企業様の研修やコンサルをメインに夜は学習塾で子供たちの講師を務

める。人を活かすすべをコンサルで学んで、これを子供たちにうまく応

用できれば多くの大学生が講師を務める塾や企業経験がない人々が講師

を務める塾とは多少差別化ができるかもしれないと仮説を立てている。

学習塾のターゲットは自分が卒業した小学校と中学校の卒業生。事業な

のでうまく転んでくれれば良いのだけれど・・・これは一生懸命に頑張

って、天命を待つしかない・・・か。

新年度もありていだけれど必死に頑張っていくしかない。これはずうっ

と変わらない。子供が大学を卒業して就職し、家庭の在り方も少しずつ

変化をしていくけれど、これは新年度を迎えた嬉しい変化として自分の

刺激としていきたい。

皆さまの新年度は如何でしょうか? 今日は花曇りでも明日は晴れます

ように。
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2016年03月02日

56回目

今年一番の寒波が日本列島を覆っています。今朝も大阪の最低気温がマイナス

になるほどです。長崎では49年ぶりに積雪の記録更新だとのこと。寒波は奄美

諸島まで南下しており、沖縄でも本州並みの真冬らしい。やっと冬がやってき

たという感じ。

 新年度になって株価の下落が激しい。原因が原油安や中国経済の減速など色

々と述べられている。それもどれもがきっと正しいのだろうけれど、万事塞翁

が馬などと言って知ったかぶりをしても仕様がないし、先のことは全く分から

ない。いつの時代でもそうだ。

 56回目の年を迎えます。別にこれと言って感慨があるわけじゃない。歳くっ

たなあ、と思うのは何かの書類の年齢欄に数字を書くときだけ。56歳って結構

な年齢だな、と思うのは子供が大きくなってきたから。子供が大きくなってき

たからトコロテンのように押し出されて自分が年を食っていくのか、自分が年

を食っていくからそれに引っ張られて子供が大きくなるのか、意味のないこと

を考えるけれど・・・末の子供は高校生になっているし、娘の友達からは結構

式の招待状が娘に来るし、長男の友達からは就職が決定した連絡があった。同

窓会では‘来年のこの会には参加できない奴が出てくるかもしれない’という

ような締めの言葉で、声高に叫んでいる奴の頭は真っ白だ。その隣の男っぷり

が素晴らしかった陸上部の主将も今では、髪の毛を1本1本大事にしなくてはい

けなくなり、お腹がつっかえて座っている椅子を前に出すことも一苦労なよう

で・・・片や自分は酒がめっきり弱くなっていることを自分にいい気かせなが

らコップの酒をちびりちびりと飲んでいる。

 56回目を迎えてもまだまだまだまだ頑張らないといけないことは明白で、ま

た頑張れる内容を設定できることに感謝をして、自分の未熟で非力を何とかう

まくやり過ごしていくしか生きていく道はないわけです。自分一人では何もで

きないことの理解がようやく、寒波がもたらす憎たらしいくらいにどんよりと

した灰色の冬雲のようにどっかと自分の中に居座っている。いつかこの雲が晴

れて冬の晴天が来るかと期待しているのだが、残念ながらその気配は一向にな

い。仕方なくいつまでも知れず付き合っていくしかないと自分に言い聞かせる

だけ。

 ・・・54回目も過ぎて、55回目も過ぎて、56回目を迎える。ただただ周りに

感謝して体の健康に気遣いながら、足元にこぼしていくものを極力少なくする

ように警戒しながら地平の向こうの春の光を目指すしかない・・か。
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2016年01月04日

あけましておめでとうございます。

 正月3ヶ日が無事終わり、仕事始めの今日4日。今日が仕事始めの

初日。今年は申歳で、元日の我が家のポストにもありがたいことに

沢山の申がやってきました。申と共に書かれている名前やイラスト

を見ながら、懐かしい人や新しい交遊をもつ人々たち、これらの方

々と縁を持たせていただいているのだなと改めて感謝する次第です。

一方で、賀状で消息を欲しかった人から届かなかったのはやはりど

こか淋しく、だんだんと縁が薄れていくような感じがしてしまう。

でも最近は、同窓会やFacebookでまた縁が復活することも

ある。その時の喜びに取っておこうと一人納得してしまう自分がい

るわけです。

 新年を迎えて今年の我が家の変化とすれば、長女が社会人になる

こと、長男がようやく留学の季節(この2年で2か国に留学していた)

を終えて、就職活動に入ること。新事業を始める事。結婚生活が25

年目に入ること。それと次男が高校2年になり、大学受験の準備に

入ること・・・。(高校受験を終えたらすぐに大学受験の準備とは

・・・最近の高校も本当に大学受験の情報を早くから入れるように

なった気がしないでもない)

 新事業を始めることで、大阪で設けていた事務所を引き上げ、堺

の実家の近くに戻ってきた。新しい事務所は元々自分たちが住んで

いた家と工場(会社)で、工場の事務所を改装して新しい事務所にし

た。工場の事務所部分は活用していたのだが、事務所に隣接する住

居だった空間はそのままに手を付けずにいた。中学、高校時分に使

っていた部屋に入ると、天井に貼ったモトクロスのポスターがその

ままあり、ポスターを眺めると、逆にポスターも懐かしくこちらを

見ているようであった。ポスターは元々西日を受けたような色だっ

たが長い時間が押し寄せたのか幾分セピア調となっているような気

がした。そのほかにも当時のままのものが空間のそこかしこにあり、

少しだけ時が戻るデジャブを感じた。

 新事業の内容は教育関係。現在も経営コンサルとして人材育成の

エリアを主としているが、その拡大版といったところか。成功する

かどうかはやって続けて見ないと解らないが、地元の生活圏で事業

をやること。地元にはやはり知り合いが多くて、名前を知ってもら

う人が多いこと。子供たちが大学を終えること等、事業が成功する

追い風となる要素は数多くある。あとは商品を磨き上げていくだけ

である。

 とまあこんな感じで、今年が始まります。この文章を読んでいた

だいた皆さんの今年は如何でしょうか?皆さんにも良い申歳になる

よう衷心よりお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い

いたします。
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2015年12月07日

頭文字

世の中には一生涯見ることがない単語が沢山ある。大学入学のとき

にお世話になった人が「辞書を読んでいる」と言ったことに、私は

すごく衝撃を受けたものだ。辞書は‘引くもの’(調べるもの)で

あった読むものではないと当時の18歳の私は思っていたのだ。辞書

の他に「現代用語の基礎知識」やこれらに類するモノがその後数多く

出てきた。分厚く重たく鞄に入れるものではなく本棚に鎮座させるも

のだと思っていた。この中のいくつの単語を知っているのだろうか、

と学生時代殊勝に思ったものだが、マルクスの資本論と同じく、読み

始めて少ししてまた部屋の飾りとなった。

 これら知識としての単語はきっと不変なものだろうけれど、続々と

日々が重ねるにつれて新しく言葉が生まれる。どんな言葉かというと、

頭文字をとった単語だ。OECD(経済協力開発機構だったか)とか他色々。

ウルトラシリーズに出てくる正義の部隊も頭文字だけで発音するので、

直接に意味が解らないものがあった。サンダーバードは日本名「国

際救助隊」だったかというので、意味が解るが、世の中に煩雑に躍

り出ている頭文字だけを取った単語の言葉は勉強が不足している私に

はよく意味が解らないものが実に多い。

 スペクター。最初はこれだけでなんかの意味があるのかと思ってい

た。それらしい響きがあったからだ。しかしこれはいくつかのシリー

ズの作品の中に出てくる組織名の頭文字を取ったものらしい。それが

今作の組織の名前になっているのだから何が何だか分からなくなる。

50歳のボンドガールを配役した今回の007は、今までと変わりなく、

いや今まで以上に面白い内容だった。個人的には導入部分のメキシ

コで行われている「死者の日」がとっても興味深く、この祭りは本

当に毎年催されていて、これを映画の舞台にするとは、なんとセン

スの良い作品だと感じ入った。(映画は是非皆さん、ご覧になって

下さい。盛りだくさんすぎるほどに満載されています)さてスペク

ター。綴りはSPECTRE。語尾のアルフアベットがREとなっ

ているので、私は最初‘スペクトレ’と呼んでいて、何のことだろ

うと解らなかった。伸ばすのならREではなくてERだろ、と思っ

たのだが・・・。スペクターが組織名で、綴りは今までの007が関

連した組織名の頭文字を取ったものだという。また作品のモチーフ

となっているのは蛸でこれはオクトパスだろうと・・・スペクター

という単語はダブルミーニングでもなく、単なる遊びとして頭文字

と組織名を掛け合せたものなのか、と今も少しモヤモヤしている。

 頭文字だけの言葉。これが辞書に入ってくるとは思えないが、現

代用語の基礎知識の類にはこれからも含まれていくに違いない。言

葉の増加が文化の進歩というものなのだろうか。まあ使わなくなっ

た死語というものもがあるから、言葉は増えているのか減少してい

るのかホントのところは不明だ。しかし、ややこしいには変わりは

ないな。
 
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